【イベントレポート】BTC1000万円時代:まだ暗号資産投資に可能性はあるのか

※本記事は一般的な情報提供のみを目的としています。
暗号資産(仮想通貨)取引の推奨やアドバイス・勧誘を目的としたものではありません。
取引に関する意思決定は、ご自身の判断と責任でお願いいたします。

2024年8月28日に行われた、「WebX2024のトークセッション内容」を一部まとめます。

登壇者
  • 田村淳氏(吉本工業株式会社)
  • 加納 裕三氏(bitFlyer 代表取締役)
  • 高橋 弘樹氏(株式会社tonari 社長)

トークセッションは、田村淳氏と高橋弘樹氏が「加納裕三氏に対して質問をする」という内容でした。

本記事では、一問一答形式で内容を簡潔にまとめます。

目次

Q1 高橋氏:仮想通貨の価格は上がるのでしょうか?

A1 加納氏:リスクヘッジやポートフォリオの一部として機能しますが、上がるかどうかは言えません。

Q2 田村淳氏:仮想通貨は何に連動しているのでしょうか?

A2 加納氏:明確にはありませんが、ニュースドリブンで動きます。

例えば、大統領選のように大きなイベントは影響を与える可能性が高いです。

適正価格の論争は多いですが、適切な評価をするモデルがありません。

Q3 田村淳氏:なぜ多くの種類の仮想通貨が存在するのですか?

A3 加納氏:コードのコピーができ、仮想通貨を簡単に作れてしまうからです。

1万以上の仮想通貨があります。

仮想通貨は、大きく分けて2種類あります。

2種類の仮想通貨
  • 技術革新的なコイン
  • ミームコイン

Q4 田村淳氏:仮想通貨の長期投資はどうでしょうか?

A4 加納:長期投資は良いと思います。HODLという言葉があり、長期保有を示します。

もともと、「HOLD」をもじったものです。

「一度掴んだ仮想通貨を絶対に手放さないこと」を指しています。

Q5 高橋氏:仮想通貨の技術的な不安はありますか?

A5 加納氏:セキュリティです。ウォレットには、カストディアルとノンカストディアルの2種類があります。

取引所は本人確認をすれば資産を戻せるなど、セキュリティ面での対策が進んでいます。

カストディの話は、以下の記事を参考にしてください。

参考記事:【資産を守る】セルフカストディとハードウェアウォレットについて解説

Q6 田村淳氏:仮想通貨の決済手段としての普及はどうなっていますか?PayPayの方が普及している気がします。

A6 加納氏:ビットコインは価格変動が激しく、決済に使いにくい面があります。

ただ、ステーブルコインは電子決済手段として普及する可能性があります。

特に海外送金でのメリットが大きいです。

法改正でステーブルコインが使用できるようになったので、電子決済手段として普及する可能性があります。

Q7 高橋氏:デジタル円ではダメなのでしょうか?

A7 加納氏:デジタル円も有効ですが、ステーブルコインは海外送金などでメリットがあります。

PayPayも海外送金ができません。

Q8 高橋氏:BCGの可能性はどうでしょうか?

A8 加納氏:ブロックチェーンゲーム(BCG)が流行っています。

アイテムの売買などで価値が生まれています。ゲームのイメージです。

Q9 田村淳氏:仮想通貨の未来は明るいですか?日本はなぜ懐疑的なのでしょうか?

A9 加納氏:日本では、仮想通貨に関する大きな事件が過去にありました。

これがネガティブな要因になっている可能性あり。

海外、特にアメリカでは盛り上がりを見せており、日本が遅れをとる可能性もあります。

Q10 田村淳氏:オンラインサロンで仮想通貨をポイント的な使い方はできますか?

A10 加納氏:可能。ポイントはオンラインサロン内でしか使用できないが、仮想通貨であれば、オンラインサロン外に広げれられます。

まとめ

本記事で紹介した内容は、トークセッションのごく一部です。

現地でしか聞けない話もあるので、有識者の話を聞くのであれば、オフラインがおすすめです。

田村淳氏は、「保有している仮想通貨の値動きを毎日確認している」と言いながらスマホを見ていました。

それに対して、加納氏は「値動きを確認するときに、良いアプリを使っていますねw」と言っていました。

おそらく、競合他社の暗号資産取引所を使用していたのでしょうw

会場では、笑いが起きていました。

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この記事を書いた人

NFT・Web3.0を多くの人に普及するために活動中 | NFT NEWS Japan 元副編集長 | 詐欺被害を減らすために”セキュリティ”について発信 | NFTコレクション運営 | 活動リンク:https://lit.link/aki039

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