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SNSを見ていると「世界2.0」を最近よく見かけるな……。
でもレビューが批判的なのもあっていい本かどうか分からない![/st-kaiwa2]
こんなお悩みを解決できる記事を用意しました!
この記事では「世界2.0」を読むメリットや、なぜ批判的な意見もあるのかを解説していきます。
多くの人がレビューを見て購入を検討すると思いますが、最新のテクノロジーを知りたい人は購入するのがおすすめです。
それでは説明していきますね。
世界2.0とは
世界2.0はざっくりいうと、最新のテクノロジーについての解説と、これから世界がどのように変化していくかを学べる本です。
目を引く表紙でかっこいいですよね!
世界2.0は主に「メタバース」について書かれています。
表紙にも書いてありますね。
メタバースって何?という方は下記の記事を参考にしてください。
世界2.0を読むメリット
「世界2.0」を読むメリットは3つです。
[st-mybox title=”3つのメリット” webicon=”st-svg-check-circle” color=”#FFD54F” bordercolor=”#FFD54F” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
・メタバースの歴史を学べる
・テクノロジーの役割がわかる
・これまでのインターネットの歴史がわかる
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それではみていきましょう![/st-kaiwa3]
メタバースの歴史を学べる
[st-mybox title=”ポイント” webicon=”st-svg-check-circle” color=”#757575″ bordercolor=”#BDBDBD” bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
「世界2.0」の最新のテクノロジーは、主にメタバースを解説しています
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Facebook社が「Meta」に社名を変更したこともあり、注目度がさらに増したメタバース。
実はメタバースと呼ばれるものは、約20年前から存在しています。
今の10代、20代の方はその時代にパソコンを触ってすらいないはずです。
メタバースに興味を持った人は、メタバースの歴史を学べるので読んでみるのがおすすめです。
テクノロジーの役割がわかる
「世界2.0」ではテクノロジーの役割を、完璧に説明しています。
ネタバレになるので詳しい内容は言えませんが、今まで最新のテクノロジーが人々にどのような影響を与えてきたかを理解できます。
言語化するのが難しい話を、分かりやすく事例を出しながら解説しているのでイメージしやすいです。
[st-kaiwa3]メタバースが世界にどのような影響を与えるかを解説しています。[/st-kaiwa3]
これまでのインターネットの歴史がわかる
3つ目のメリットは、どちらかと言えば10代、20代の方向けです。
メタバースの話しが出てくると、必ずと言っていいほど「Web3.0」というワードが出てきます。
Web1.0、Web2.0はどういう流れで登場したのかをわかりやすく説明しています。
衝撃を受けた内容を3つ紹介
選ぶのが難しいですが、個人的に衝撃を受けた内容を3つ紹介します。
[st-mybox title=”3つの内容” webicon=”st-svg-check-circle” color=”#757575″ bordercolor=”#BDBDBD” bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
①メタバース空間を構成する上での「日本らしさ」
②多重人格はネガティブなものではない
③世界を創ることは新しい生態系を創ること
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メタバースのような仮想空間が浸透していくにつれ、様々な考え方が今よりも多く出てくると思います。
正直面白かった話はもっとあるので、 ぜひ読んでみてほしいです。
①メタバース空間を構成する上での「日本らしさ」
世界2.0ではメタバース空間で「日本らしさ」を出すことについて、著者の佐藤さんの考え方が書かれています。
現在のメタバース的なゲームでこの考え方は少ないですね。
[st-mybox title=”有名なゲーム” webicon=”st-svg-check-circle” color=”#757575″ bordercolor=”#BDBDBD” bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
・マインクラフト
・あつまれどうぶつの森
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上記のゲームは仮想空間で自由に空間を作っています。
著者の佐藤さんの考え方とは少し異なりますね。
ぼく自身「日本らしさ」を出すことは、ほとんど意識したことがありませんでした。
しかも「日本らしさ」とは、単純に実在する街を再現するということではないです。
日本のビルや道路の特徴をとらえることを意味しています。
一応紹介しますが、渋谷が再現されている例があります。
著者の佐藤さんは、AIと機械学習で自動的に様々な国の「らしさ」がでる風景が描けるようなソフトが出てくるのではないかと予想しています。
[st-kaiwa3]すごいですよね![/st-kaiwa3]
上記の動画は実在する街ではなく、AIによって自動生成された「日本らしい」 空間です。
すごすぎませんか……。
②多重人格はネガティブなものではない
メタバースが普及すると、メタバース内で様々なアバターを使うことができますよね。
世界2.0では「誰しもが多重人格であり、空間と外見に合わせて人格を使い分けるスキルを獲得している」と表現しています。
このような考え方になれば、多重人格はネガティブなものではなくなります。
そもそもの話ですが、現実の世界でも人は人格を使い分けていますよね。
[st-mybox title=”人格の使い分けの例” webicon=”st-svg-check-circle” color=”#757575″ bordercolor=”#BDBDBD” bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
・会社と学校
・SNSと現実世界
・オンラインゲームと現実世界
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オンラインゲームはわかりやすいですよね。
現実が男性の場合にアバターは女の子で、チャットでのやり取りも女性のようにふるまう。
すると現実世界の人格とは別物になり多重人格であると言えます。
[st-kaiwa3]自分が理想としている姿になることができますね![/st-kaiwa3]
現実世界で人格を使い分けている人は多くいる
人格の話が個人的に面白すぎたのでもう少しだけ。
少し考えてみると、現実世界で人格を分かりやすく使い分けている人たちは結構います。
- 芸人
- 俳優
芸人でコントを作っている人たちはいい例ですよね。
自分と違うキャラクターを生み出して笑いを取っています。
俳優も似ていて、ドラマごとに様々な役割を演じていますね。
ドラマによっては1人2役を演じる方もいます。
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シーンごとに違うキャラクターを完璧に演じ切る姿は圧巻です。[/st-kaiwa3]
すでに現実世界でも、多くの人が人格を使い分けていることがわかると思います。
メタバースでも、現実世界のように人格を使い分けて生活する可能性がありますよね。
感覚的には、服を1日ごとに変えるのと同じことです。
あくまで可能性の話ですが、現実とそこまでかけ離れているとは思えません。
「世界2.0」では少し違った切り口で人格の話をしているので、読んでみてほしいです。
③世界を創ることは新しい生態系を創ること
メタバースの話をしていると、壮大なスケールになることが多いです。
世界2.0では、「メタバースによって世界を創ることは新しい生態系を創ることである」と表現しています。
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今メタバースに熱狂している人たちで、ここまで言語化できている人は少ないですよね。[/st-kaiwa3]
ぼくはここまで深く考えられていませんでした。
特に新しいコミュニティを創る上では必要です。
現在コミュニティを運営している人なら、必ず意識した方がいい内容ですね。
「世界の創り方」は、目の前のどうしようもない現実や運命にあらがう「武器」だと説明しています。
読んでいるとき、生態系の話は楽しすぎました。
図を使用して説明している箇所もあるので、ぜひ読んでいただきたいです。
様々な映画や小説のSF作品が出てくる
新しい世界を説明する上で、多くのSF作品が例として挙げられています。
[st-mybox title=”SF作品の例” webicon=”st-svg-check-circle” color=”#757575″ bordercolor=”#BDBDBD” bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
・マトリックス(映画)
・レディプレイヤーワン(映画)
・竜とそばかすの姫(映画)
・スノウクラッシュ(小説)
・私とは何か–「個人」から「分人」へ(小説)
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上記が全部ではないですが、世界2.0に出てくるSF作品はざっとこんな感じです。
世界2.0を読んでから、これらのSF作品を見ると見え方が変わってきます。
ぼくはマトリックスを見返しました。当時は全然意味が分からなくて、「なんとなくすごいな」くらいの感覚でした。
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今見返すと、1999年にすでにメタバースの概念が出てきていたことに驚かされます。[/st-kaiwa3]
他の作品もすべて見ようと思えました。ちなみにマトリックスは、Amazonプライムに登録している人ならすぐに見れます。
世界2.0を読んだ後の変化
本からの情報収集の大切さを改めて感じました。
ぼく自身、VoicyやAmazonオーディブルなど、耳からの情報収集の方が多いです。
本のメリットは自分が読みたいところを何回も読める点にありますね。
[st-kaiwa3]理解が深まることを実感しました。[/st-kaiwa3]
最新のテクノロジー系で本を出す人は、実際に第一線で活躍されている方が多いです。
せっかくなので見ないと損をする感じがしますよね。
明らかに自分よりも知識がある人の考え方、歴史を学ばないと先に進めません。
[st-kaiwa3]自分の知識不足も痛感しました。[/st-kaiwa3]
ぼくは勢いあまって、さらにメタバースに関する本を2冊購入しました!
Voicyやブログなどで情報を追っているつもりでしたが、インターネット上で得られる知識だけでは不足します。
最近はNFTやWeb3.0の情報も追っているので、本を買って読もうと思えました。
時間がない方はAmazonオーディブルもおすすめです。
すきま時間でインプットできます。ぼくはAmazonオーディブルで「NFTの教科書」などを聞いていました。
そのうえで本も買おうと思っています(笑)
[st-kaiwa3]最後になぜ否定的な意見があるのかをみていきましょう![/st-kaiwa3]
なぜ否定的な意見があるのか
そもそもまだ最新の技術のため、明確な「答え」のようなものが書いていません。
なので否定的な意見が多くなっている印象です。
[st-mybox title=”否定的な意見が出る理由” webicon=”st-svg-check-circle” color=”#757575″ bordercolor=”#BDBDBD” bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
・最新の技術なのに「具体例」を求めすぎている
・読んだ人が、すでにある程度知識がある
・なので歴史もなんとなく理解している
・これぐらいなら別に自分でも書けると思ってしまう
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こんな感じで否定的な意見が生まれますね。
Amazonのレビューを見ると、星1つや2つで「内容が薄い」というレビューが多数あります。
しかもそれが役に立ったという人が多い……。
気分を悪くされる方もいるかもしれませんが、わざわざ否定的な意見を長々とレビューする人は暇人です。
本を出すまでの知識が無い人たちの妬みに見えてしまいます。本が気になったのなら絶対に買うべき!
否定的な人を見て購入するか迷ったら、その人の他のレビューも見てみましょう!
大体否定的なレビューが多いので、暇人確定です。
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そこまで見ているぼくも暇人ですね!笑
ちなみにぼくは予約して購入したので、レビューをみてから購入したわけではありません![/st-kaiwa3]
まとめ
メタバースに興味がある人なら、見て損はありません。
逆にある程度知識がある人からしたら、退屈に思うのかも。
レビューなんか気にせずに、興味があったら購入してみてください!
最後まで読んでくれた方なら、少なからず興味を持っていただけたのではないでしょうか。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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